小児科の病気は、早期対応がその後を大きく左右します。不安なことなどございましたら、いつでもご相談ください。
感染症、アレルギー疾患、皮膚疾患など一般的な小児科診療、特に慢性管理の必要なアレルギー疾患に力を入れております。
そのほか、予防接種(※)、乳幼児健診、各施設でのアレルギーの講義、育児相談、発達障害のスクリーニングなど行っています。
(※)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
急性期の管理と長期管理が重要です。
空気の通り道である気管支が慢性的に炎症を起こす病気で、多種の原因(アレルギー、気道ウイルス感染、けむりなどの刺激など)によって発作を起こします。多くのお子さまが2~3歳までに発症します。しかし、乳児の場合は診断が難しく、症状に適した治療が遅れることがあります。診断がついたら、発作時の治療と、普段の予防をきちんと継続することにより、多くのお子さまが小学生の頃には寛解が期待できます。
その場限りの治療で済まさず、希望を持って予防の治療を根気強くがんばりましょう。
定期的な管理が重要です。
アトピー性皮膚炎とは悪化、寛解を繰り返す、痒みのある湿疹をいい、多くはアトピー素因を持ちます。乾燥肌を伴う場合がおおいです。
治療の基本は、スキンケアー、保湿、炎症を伴う時はステロイドの軟膏を使用します。大切なことは、辛抱強く、定期的な受診、主治医を信じて医療を継続することです。ステロイドは悪いものと考えている方もいますが、炎症にはこれなしでは症状の改善ができません。ステロイドの種類、使用法を守って治療を進めれば心配はいりません。
重度なアトピー性皮膚炎の患者さんに対しては生物学的製剤やジャック阻害剤などの治療もあります。その場合は獨協医科大学の小児科にご紹介いたします。
日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医による診察が可能です。
ある特定の食品を摂取した時に、その食べ物に対するアレルギー反応により体に不利益な症状が生じることです。じんましんや咳込み、強い腹痛、アナフィラキシーなどが現れます。特に乳児の場合は、卵、乳製品、小麦が多く、たいていの場合は成長とともに耐性ができ、摂取可能な方向になります。
逆に安易な検査データに惑わされ、食べられるものまで除去することがあってはいけないと考えています。日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医による症状に適した診断と指導が望まれます。当院では獨協医科大学小児科の医師が、毎週水曜日に食物経口負荷試験などを施行しています。
舌下免疫療法が有効です。
スギ、ハウスダスト、ダニなどの原因物質を吸い込み、くしゃみ、鼻水といった症状が現れるアレルギーの病気です。近年、発症する年齢が下がっており、2歳で発症するお子さまもいらっしゃいます。治療は、お子さまの場合、日常生活に支障がある時は抗アレルギー薬を処方します。そのほか、鼻炎が強いお子さまにはステロイドの点鼻薬をご提案します。ステロイドですが、内服のステロイドとは違い、全身に作用しないものです。また、当院でアレルギー検査ができますので、ご希望の方はおっしゃってください。子供から大人までスギとダニの舌下免疫療法も行っております。
慢性的なアレルギーのコントロールにも親身に対応します。
喘息や皮膚の湿疹でお悩みの方、一人で悩まず、いつでもご来院ください。
アレルギー科は、喘息や湿疹などお子さまから大人まで診療します。
湿疹は、抗アレルギー薬、ステロイド軟膏などをもちいることで症状が改善する場合が多くあります。ただ、大人の皮膚疾患は、湿疹の薬で改善しない場合、他に内科的疾患(膠原病等)が疑われる場合もあるため、その場合は皮膚科等を紹介しています。
どのようなお悩みでもまずは一度ご相談ください。
開院当初からご来院いただいている方も初診の方も手厚く診療します。
内科では、感冒や生活習慣病など幅広く診療します。生活習慣が原因になり得る高血圧、糖尿病、脂質異常症の治療は、食事や運動、内服治療を組み合わせて行います。各疾患の冊子などで詳しく説明いたします。
当院では、往診にも対応しています。当院に通院されていた方が対象で、ご家族の送り迎えができなくなった場合などに対応しています。受診ができずにお困りでしたら一度ご連絡ください。認知症の簡単な検査にも対応します。(かかりつけ医認知症対応力向上研修終了証明書を取得しております。)
また、日光市が行う「はつらつ健診(※)」は、年1回当院で受けられます。
(※)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
【内科の予防接種】